スイスの国旗の意味・歴史

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スイスの国旗は国旗としては珍しく縦横比が1:1の正方形の、赤地の中心に白い十字架が描かれたデザインのものです。白十字は縦が横よりも6分の1長いというデザインで、「フィデラル・クルス」または「連邦十字」と呼ばれています。

 

デザインの意味

スイスの国旗を構成する色には二つの大きな意味があります。まず背景の赤地は力と主権、そして戦場で流れた血を表しており、白い十字はキリスト教の精神を表しています。

 

歴史

正式に国旗として制定されたのは1889年のことです。しかし国旗の歴史そのものは非常に古く、1240年に神聖ローマ皇帝フレデリック2世が、シュービッツ州にこの紋章を与えたと伝えられています。また1339年には「赤地の盾に聖なる白い十字を表し…」という記録が残っています。

 

スイスは現在永世中立国。信頼度が非常に高い国で、国際赤十字社、世界保健機関、国際連合ジュネーヴ事務局など様々な国際機関が存在することからそれがうかがえます。しかしそこに到るまでの道のりは決して平坦ではなく、三十年戦争、ナポレオン戦争、2度の世界大戦など、さまざまな苦難を乗り越えてきた結果です。スイスの国旗はそんな中長らく見守ってきた伝統のある国旗なのです。

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